MOTO文化通信特別号 [MOTO-BUNKA 5YEAR BOOK]

[MOTO文化通信特別号 MOTO-BUNKA 5YEAR BOOK]

INTORODUCTION

日本にBMXメディアがないなら、自分たちで作ってみるかー。
そんな思いから、2019年の秋にMOTO-BUNKAは始まりました。
1RODIオフィス（Pegyの実家）で、Mac Bookのポイスメモを使って、Pegyと二人で「これから何を発する？」というテーマでポッドキャストを収録したのが最初の一歩。
計画性は全くなく、思いつきで始めた小さなプロジェクト。それでも、私たちが体験したBMXの魅力を伝えたいという気持ちは強く持っていました。

BMXと出会い、旅に出るようになりました。
近所のスポットから始まり、日本各地へ、そしてやがて海外へ。
気がつけば世界中に友達ができ、一緒に乗り、素晴らしい景色を見てきました。ライダーだけでなく、アートや音楽、写真、映像なと、才能ある人たちとの出会いもありました。

そんな出会いがあったのも、BMXが私たちをその場所へ連れて行ってくれたからこそ。BMXは、最高にクールで、素晴らしい体験を共有させてくれるものだから。

その本質的な魅力をどう伝えられるのかー。
そんな問いに向き合いながら、映像を撮り、本を作り、イベントを企画してきました。できることをひとつずつ積み重ね、発言し続けています。

本書「MOTO-BUNKA 5 YEAR BOOK」では、BMXストリートだけでなく、フリースタイル、フラットランド、レースなど、各ジャンルのBMXライダーが登場します。どのジャンルも、今のBMXシーンに大きな影響を与えている人たちばかりです。さらに海外のBMXメディアやフォトグラファーへのインタビューも収録。

過去5年を振り返りつつ、裏話も含めたありのままを語っていただきました。また、MOTO-BUNKAと縁の深い世界12カ国・34人のアーティストに、MBの地球ロゴを自由に描いていただきました。
スタイルもジャンルも異なる表現者たちが描いたMBのカタチは、まさにBMX文化の広がりそのものを表しています。

この本を通して、BMXシーンの“いま”を感じてもらえたら嬉しいです。
これをきっかけに、誰かの新しい旅が始まるのなら。
それこそが私たちにとって最高の喜びです。

最後に、MOTO-BUNKAを応援してくださっている皆さまへ。
改めて、心から感謝の気持ちを伝えさせてください。

MOTO-BUNKA代表 白石大輔

サイズ：A4

フルカラー：136ページ