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---Uブレーキのスプリング調整---

ストリートBMXの後ブレーキ、フラットランドBMXの前後ブレーキに使用されているUブレーキの調整方法です。

*必要な工具 5mm6角レンチ スパナ(13~17mmの物が多く使われています。)

写真は前ブレーキですが、後ブレーキでも同様になります。
ホイールをきっちりと固定した状態でブレーキパッドの隙間が十分空いているにも拘らず、片側が当たってしまう場合はスプリングの調整を行なう必要があります。またスプリングの強弱を調整することで左右の隙間を均等にしたり、ブレーキレバーの引きの重さも好みで調節できます。
Uブレーキはボルト2本で左右のアームが各々、固定されています。ブレーキ固定ボルトはスプリング調整パーツの位置を固定することも兼ねています。その為ブレーキ固定ボルトが緩んでしまうと、調整パーツが最弱の位置に戻ってしまう為、スプリングは全く効いていない状態となります。
スプリング調整パーツにはスパナが引っかかるようになっていますので、これを少し強くなる方向に回していただくとスプリングが効いているのが分ると思います。回しすぎるとスプリングを破損しますので、目安で最大で1/4回転ぐらいまでにしてください。この効いている状態のちょうど良い位置でブレーキ固定ボルトを締めていただく作業となります。

ブレーキを正面から見た場合に、
右アーム(交差する部分が上側)調整パーツが反時計回りでスプリングが強くなる。

左アーム(交差する部分が下側)調整パーツが時計回りでスプリングが強くなる。

まずは片側を少しスプリングが効いた状態で調整パーツをスパナで押さえながら、ボルトを固定してください。次にもう片側の調整パーツを左右のブレーキパッドが均等に開く位置で同じく調整パーツをスパナで押さえた状態で固定します。
これでブレーキレバーを何回か握って確認してください。ブレーキパッドやレバーの戻りが悪い場合はスプリングが強くなる方向に再調整、スプリングが強くレバーが重い場合は弱くなる方向に調整パーツを合わせていただき、固定してください。
調整パーツの位置がきちんと決まったら、衝撃やブレーキの使用で緩まない様にしっかりと固定ボルトを締め付けてください。

*一部の車種ではスプリング調節の機能が無いUブレーキが装着されています。その場合は調節する事ができません。またブレーキパッドの左右の隙間が均等にならない場合もございます。